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映画鑑賞会より ”12月のお薦め映画” 

◆12月前半のお薦め映画を一本ご紹介いたします。

RAILWAYS ―愛を伝えられない大人たちへ』 (邦画) [上映時間123分]
     
富山県を舞台に、定年退職をむかえる夫と妻の心のすれ違いと、第二の人生への旅立ちをしみじみと描いています。とても良い映画です。
前作の、中井貴一主演『RAILWAYS ―49歳で電車の運転士になった男の物語』(これも佳作でした)は、島根県東部を走る一畑電車の運転士の話でしたが、RAILWAYSシリーズ第2弾の今回は、富山県の富山地方鉄道が舞台です。

2両編成のローカル電車が、四季の移ろいの中や、雄大な北アルプスを背景に走る姿も見どころのひとつになっています

主人公(三浦友和)は、定年をむかえる運転士。無事故無違反で勤め上げてきた実直な男。そんな夫を支えてきた妻(余貴美子)は、夫の定年を機に若い頃務めていた看護士を再開したいと言う。それも末期患者の在宅緩和ケアというハードな仕事である。許さない夫。家を出る妻。遂に離婚問題にまで発展して…。
ラストに少々甘さを感じますが、それはそれでいいでしょう。娯楽映画ですからね。
夫婦の絆や、定年後の「余生」をテーマにした作品で、人生を考えさせる映画ですが、恋愛映画としてもなかなか洒落たストーリーになっています。
三浦友和、余貴美子というコンビだからこそ絵になる、大人の素敵なラブストーリーであります。

監督は新人ですが、とても丁寧な画面作りをしていて、シネマスコープの横長画面を上手に使っています。そして、やはり登場人物の心象を映像で伝えてこそ映画だと思いますが、そういう意味でこの作品はきちんと「映画」になっています。

特に定年前後のご夫婦にお薦めします。もちろん鉄道ファンは見逃せない映画だと思います。(私の採点は78点)
※この映画を見て、レッドアロー号が、現在富山地方鉄道で走っている事を初めて知りました。

◇12月の後半からは、お正月映画が始まります。
12月末に、「お正月のお薦め映画」として続編を掲載させていただきます。
               (記)H23.12.11 船橋三田会同好会 映画鑑賞会 上田 則夫
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