12月のお薦め映画① 

『永遠のゼロ』(邦画)

この映画は、私の「今年一番の秀作」といえる作品です。

 終戦から60余年たった日に、健太郎(三浦春馬)は死んだ祖父の生涯を調べていた。祖父の宮部久蔵(岡田准一)は海軍の航空兵で、最後は特攻隊員としてゼロ戦に乗り戦死した。
いったい、祖父はどういう人だったのか、生存している祖父の戦友を訪問して、その話を聞いた。
 ある戦友は、「宮部は海軍一の臆病者だった。」と吐き捨てた。
 また他の戦友は、「宮部さんは天才的な操縦士だった。」と。
宮部久蔵は、「内地に残した娘に会うまでは死ねない、妻(井上真央)との約束を守るために。」そう言い続けた。それなのになぜ自らゼロ戦に乗り命を落としたのか。健太郎にとって疑問が残った。やがて、明らかになる真実とは。
主人公の宮部久蔵は、あの時代には珍しく自分の妻や子どもへの愛情をはっきり言葉に表す人だった。そんな彼も戦争という時代に呑み込まれ、悩み、苦しみことになる。
 戦時中のことは、戦後生まれの私には直ぐに理解するのは難しい。それでもお金を出せば何でも手に入る現代に生きていても、一番大切にしなければいけない『こと』とは何なのかをこの映画は教えてくれる。
 山崎 貴監督は、『ALWAYS三丁目の夕日』で評判の監督だ。今回の『永遠のゼロ』(百田尚樹著)は、300万部のベストセラーの映画化だが、原作の感動を余すところなく映像に映し出すのに、みごとに成功している。
 戦争、軍隊の生活も正確に描かれていて好感が持てた。
このお正月にご家族で、ぜひ映画館で観ていただきたい作品です。

              ( 文責:小野 民平・昭47商卒)
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