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4月のお薦め映画 

○セッション(米) 107分

 28歳の若者が脚本を書き監督した野心作。
 低予算でシンプルな内容ですが、そのアイデアと、キャスティングの成功によって、全米大ヒット。アカデミー賞作品賞を含む5部門候補(3部門で受賞)の快挙となりました。ジャズを題材にした音楽映画ですが、サイコサスペンス風でもあり、格闘技映画でもあり、少々粗削りのところはありますが、実にエネルギッシュな異色作です。新しい才能の出現だと思います。
 ドラマーを目指す19歳のニーマン(マイルズ・テラー)は、名門シェーファー音楽院に入学。そこで名高いフレッチャー教授(J.K.シモンズが怪演。アカデミー助演男優賞受賞)の目にとまり、教授が引き入るバンドにスカウトされます。喜ぶニーマンですが、フレッチャー教授はとんでもないスパルタ教官でした。すさまじい特訓が始まります。常軌を逸した指導に、次第に狂気をおびてくるニーマン。しかしニーマンも負けていません。男対男のまさに格闘技となっていきます。
 さて、この映画、師弟の闘いは最後にどうなるのか、そこが一番の見どころですが、お楽しみがなくなってしまいますので、ここでは一切触れない事にします。ご覧になって下さい。
 ストーリーは単純でわかりやすいし、サスペンスも効いているので、誰にでもお薦めできる作品ですが、特に男性にお薦めかもしれません、この「戦い」は、男性の方が理解しやすいような気がします(私の偏見かもしれませんが)。それから、ジャズファンの方は必見。チャーリー・パーカーのある逸話がこの作品のモチーフになっています。ジャズの演奏もたっぷり楽しめます。   (私の採点は85点)

[昭和55年文学部卒 上田則夫]




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