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都倉准教授による福澤精神研究会「講演会」が開催されました! 

・時は4月18日(土)午後、船橋市中央公民館にて、船橋三田会会員、会員の知人及び近隣三田会会員など総勢30名のご参加者のもと、慶應義塾福澤研究センターの都倉武之(とくらたけゆき)准教授にご講演して頂きました。船橋三田会会長である井上さんから講演会開催のご挨拶と都倉講師のご紹介で始まりました。
・今回の演題は、“「学問のすすめ」と福澤諭吉の精神”でした。
当日配布されました講演資料は、①資料“『学問のすすめ』と福澤諭吉の精神“、②「福澤諭吉全集」第1巻及び第3巻、佐瀬得三『当世活人画』(明治32年)、『福澤全集緒言』、『福澤諭吉著作集』第3巻 などから抜粋された資料A~Fです。
・講演は、パワーポイントによるスライド映像で目からのインプットとともに、配布資料①資料“『学問のすすめ』と福澤諭吉の精神“を基本ベースとして、途中の重要ポイントでは資料A~Fを組み入れた懇切丁寧な進行でした。
圧巻だったのは、「学問のすすめ」初編の複写本を手に取って、重さの体感から文面・内容を実際に見ることができたことでした。参加された多くの方々も初めて手にされる方が多かったのではないでしょうか。
講演の中では普段聞けない福澤諭吉の知られざる裏話もまじえてお話しされ、参加者一同あっという間の2時間を大いに満喫しました。
・ご参考までに、配布資料①資料“『学問のすすめ』と福澤諭吉の精神“のにご興味のある方は、下段の≪続きを読む≫に進んでください。
 ↓写真クリックで拡大します

 写真①  写真②  写真③
  [井上会長のご挨拶]    [都倉講師講演の様子①]   [学問のすすめ(複写本)]

 写真④  写真⑤
    [講演の様子②]        [講演の様子③]

・講演会終了後、都倉講師の慰労会&懇親会を行い23名の多くの方々がご参加されました。ご講演頂いた都倉講師のご挨拶で始まり、そして乾杯。その後は、初めてお会いした方々と共に和やかに歓談しましたが、都倉講師の周りは福澤精神研究談義の花盛り。多くの方が熱心にお尋ねされ、講演会の余韻が漂っていました。これからも継続して開催したい気持ちとともに中締めとなりました。

 写真⑥  写真⑦  写真⑧

・最後に、昨年に引き続き講師を引き受けて頂けました都倉准教授、及び本日の講演を開催するにあたり船橋三田会会員や近隣三田会の方々など多くの方からサポートして頂きました。この場をお借りしまして深くお礼申し上げます。

H27.5.10 船橋三田会 講演会実行委員(記)

◆続きを読むへ 
   
・ご参考までに、配布資料①資料“『学問のすすめ』と福澤諭吉の精神“の構成は、
1.『学問のすすめ』の位置
 ・明治5(1872)年2月~9年11月 17編まで刊行
 ・初編は中津市学校(明治4年11月開講)のための執筆。 内容は総論。
    ≪以下、略≫

2.形式面から見た『学問のすすめ』
 ・10数ページのパンフレット×17編
 ・文体としての俗文主義 ・・・ 「三田流」 異例の読みやすさ 
  →身分を超えた読者想定
    ≪以下、略≫

3.著述の実践者としての福澤
 ・俗文主義の精神の日常的実践
    ≪以下、略≫
  例)ポーズとしての着流し 落款「三十一谷人」  「途方もねえ馬鹿野郎だ」

4.おわりに
 ・文明の進歩とは「真実を発明するにあり」(『学問のすすめ』15編)
  →文学性、格調を目的にしない文体・表現で、説得に徹する姿勢 = 実学的方法
  →「なるほど」と思わせ(発明)、生き方を変えていく =目的としての実学
  →福澤の実学は、目的(ⅰ)であると共に、そこに至る方法にも現れる(ⅱ)。
    
    実学(ⅱ)に基づく 文体 + 表現 + 日常的実践
                          = 実学の精神(ⅰ) →独立自尊の人
  →そこにある種の文学性まで生まれていることが『学問のすすめ』の魅力

以上の構成になっています。

H27.5.10 船橋三田会 講演会実行委員(記)



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