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10月のお薦め映画 

〇ハドソン川の奇跡(米)  1時間36分

クリント・イーストウッド監督の最新作。傑作だと思います。
2009年1月15日、USエアウェイズ1549便は、ニューヨーク・ラガーディア空港を離陸直後に、鳥の群れに遭遇して両エンジンを損傷。機長チェスリー“サリー”サレンバーガー(トムハンクスが好演)の判断で、極寒のハドソン川に不時着しますが、乗員乗客155名は全員生還。ハドソン川の奇跡として賞賛されました。

この実話を、機長サリーの視点で描いた作品です。ですから映画の原題は「SULLY」。とはいえ、単なる英雄譚(えいゆうたん)ではありません。機長の「苦悩」を描いた作品です。
実は、この機長は、事件後に国家安全委員会の調査官によって厳しく追求されます。本当は、空港に引き返して緊急着陸ができたのではないかと。もし引き返す事が可能であったならば、機長は糾弾され、場合によっては乗客を危険な状況に追い込んだとして、殺人未遂の罪にも問われる事になります。調査官は、コンピューターのシュミレーションデーターをもとに、引き返せたはずだと主張しますが…。

96分という短い作品ですが過不足なし。巧みな語り口、深い人間ドラマ、迫力ある航空機事故シーン、そして見事なエンディング。大人の映画です。久々に良い「映画」を見たという満足感を得られると思います。是非ご覧下さい。 
             (私の採点は☆☆☆☆★)

(昭和55年文学部卒 上田則夫)





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